世界には
国境とは異なる独自の文化圏がある。
地域ごとに独自の歴史背景や思想を持ちながらも
違いや矛盾をこえ、一つになる寛容さがここにはある。
経済とは異なる、生命でつながった共同体。
目に見える豊かさだけではない
生命力に満ち満ちた、人間の生き様が生み出す豊かさがある。
むき出しの生命が生み出すエネルギーは
いつしかアートという表現に昇華されるようになった。
国境や近代法律では制限できない枠におさまりきらない。
そこに、私たちは人間の可能性を感じられずにはいられない。
アートやカルチャーという視点でみれば
ここには、古くからずっと存在していた
新しい価値観が見えてくる。
人間賛歌。生命賛歌。