photos by Prum Bandiddh

お知らせ

リボーンアート・フェスティバル -利他と流動性-「アナルコ・アナキズム -まつろわぬ生命- 」開催


プロダクション・ゾミア(石巻中心市街地エリア)
アジアのアーティストやキュレーターらの専門家ネットワーク、プロダクション・ゾミアのキュレーションによる本展は、「アウラ現代藝術振興財団」のコレクションから、自然と人間の関係性をめぐって作品制作を続けるアジアの作家6名を紹介します。牡鹿半島とゾミア世界の共通点として、「山海近至」の地理的条件は、その自然環境を通して豊かな思想/文化と霊性を生み出してきました。文化/自然、生/死、国家/ゾミアといった境界を横断し、アナーキズム的思考を通して、「支配者なき世界において、私たちはいかに自然と絡まり合いながら共に生きていくことができるのか」という問いかけを提示します。

プロダクション・ゾミア / Production Zomia
アーティストやキュレーター、そのほか芸術に関わるアジアの専門家ネットワークとして2021年に結成。 近年の活動に、「水の越境者(ゾーミ)たち -メコン地域の現代アート」(2021年、船場エクセルビル、大阪)を企画。
「ゾミア」とは、東南アジア大陸部(ベトナム、カンボジア、ラオス、 タイ、ミャンマー)及び中国南部の山岳地帯とその地の人々を意味し、オランダの歴史家ウィレム・ファン・シェンデルがチベット語やミャンマー語の「Zomi(高地人)」に因んでそのように定義した(ジェームズ・C・スコット『ゾミアーー脱国家の世界史』)。彼らは、国家による課税、兵役、奴隷等のいかなる支配から逃れ、分散/移動と口承伝承をその特徴とする。また、アニミズムを信仰し、平等主義的な社会を構築しながら、暮らす人々である。なお、そのゾミア世界の一部人々には、平野を追われ、山岳地帯に移住した人々と、海や川に逃亡し、「水のゾミア」を通じて、移動し続けた人々がいるという説がある(中沢新一『アースダイバー 神社編』)。


リボーンアート・フェスティバル -利他と流動性-「アナルコ・アナキズム -まつろわぬ生命-」展の詳細は AURA ASIA ART PROJECT のエキシビジョンのページをご覧ください。
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リボーンアート・フェスティバル 2021-22 の詳細は下記URLから公式サイトをご覧ください。
公式サイト URL:https://www.reborn-art-fes.jp
開催概要
Reborn-Art Festival 2021-22[ 後期 ]−利他と流動性−
【 会期 】2022年8月20日(土)~ 10月2日(日)
    ※ 休祭日:8月24日(水)、9月7日(水)、9月14日(水)
【 会場 】宮城県 石巻市街地(石巻中心市街地、復興祈念公園周辺、渡波)、
    牡鹿半島(桃浦・荻浜、鮎川)
【 鑑賞時間 】
    − 石巻市街地(石巻中心市街地、復興祈念公園周辺、渡波)–
     平日・土日祝 10:00〜17:00(16:30最終受付)
    −  牡鹿半島(桃浦・荻浜、鮎川)− 
     平日 10:00〜16:00(15:30最終受付)
     土日祝 10:00〜17:00(16:30最終受付) 
    ※ 施設、作品によって異なる場合があります